Forex Tester 3 過去データのインポートでは時差設定にご注意を

Forex Tester 3(以下FT3)ではデータサーバーからFT3が提供する過去データを使う以外にも自前の過去データを取り込むことも出来ます。ただしこの機能で取り込んだデータは自分できちんと時差の設定をしないと実は時間が正しくなかったりします。

FT3の時差関連の設定は下図2箇所あります。まず「過去データのインポート」画面にある「シフト時間」で取り込むデータの時間を1時間単位でずらすことができます。次に「新規プロジェクト作成」画面の「タイムゾーン」で時差を設定します。この「タイムゾーン」では日本であればGMT+9なので+9に設定すればよくあまり迷うことはありません。

問題は前者の「シフト時間」の方で、取り込むデータは例えばGMT+2のサーバーから落としたのだから+2だとしてしまうと間違いです。この場合2が正解です。ここでは取り込むデータがGMT+0になるように時間をずらしてやる必要があるのです。FT3ではこのずらされた時間に「タイムゾーン」で設定された時差を加算する仕組みになっているからです。

さらに「過去データのインポート」機能では夏時間にも気をつけなければなりません。データサーバーからダウンロードする場合は夏時間も考慮されているので特に自分ですることはないのですが、自前のデータを使う場合は冬時間と夏時間にデータを分けてインポートしないといけません。すなわち、冬時間GMT+2/夏時間GMT+3だとすると「シフト時間」の設定でそれぞれ-2/-3としてデータを分けていちいちインポートしないといけないわけです。

FT3_過去データのインポート
データセンター 過去データのインポート画面
FT3_タイムゾーン
新規プロジェクト作成画面

ForexTester3Forex Tester 3の公式サイト

 

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