海外FXやるならキャッシュバックサービスを使わないと大損ですよ

先日海外のFXブローカーを使いだして1年程たつという方にお会いしたのですが、気の毒なことにキャッシュバックサービスの存在をご存知ありませんでした。どれくらい気の毒かというと、その方はおおよそ月に50ロット(500万通貨)くらい取引するということなのでキャッシュバックサービスを使っていればざっくり1年で50万円以上が還元されていた計算になります。

しかしなんでそんなうまい話があるのかと一見怪しく思われるかもしれません。そこで海外FXのキャッシュバックサービスがどういう仕組みなのかを下図を使ってまずは説明します。

キャッシュバックサービスの仕組み
キャッシュバックサービスの仕組み

まずキャッシュバックサービスを運営している業者は、Introducing Broker(IB)と呼ばれます。IBはFXブローカーとIB契約を結んでいて、IBが運営するサイト経由でFXブローカーの口座を開設したトレーダーの口座はそのIBと紐づくことになります(サイトアフィリエイトに近いです)。そしてトレーダーがその口座で取引する度に取引手数料の一部をIB報酬としてIB側が受け取れるので、さらにその一部をトレーダーにキャッシュバックするという仕組みです。

このようにトレーダーからするとIBを経由して口座を開設するだけで取引手数料の一部が還元されトレードコストを抑えることができます。FXブローカーとしてもIBによって会社が紹介され、口座が開設され実際に取引があれば手数料が増えるので嬉しいわけです。

IBは今や当たり前の制度ですしIBになるにはFXブローカーの審査が必要です。また、IB側はトレーダーの取引詳細(エントリー/エグジットのタイミングなど)や個人情報を知ることはできませんので情報漏洩の心配はいりません。

ただIBの中には出金を拒否したりキャッシュバック額を意図的に少なくしている悪質な業者がないとは言えませんので、評判が悪い業者は避けた方が無難です。

有名なキャッシュバックサービスは、「FinalCashBack」「FXRoyalCashBack」「TariTali(タリタリ)」といったところでしょうか。FinalCashBackとFXRoyalCashBackは古株で扱っているブローカーの数が多いです。

またFinalCashBackにはコピートレードというサービスがあります。このサービスはMT4のトレードをインタネット経由で別のMT4にて同じトレードを再現させるサービスです。ただトレードをインターネット経由でコピーするので当然タイムロスがありスキャルピング系のEAでは完全再現は難しいと思われますし、口座縛りにしているEAのトレードも無理矢理コピーしてしまうので道義的に問題がないとは言えません。

TariTaliは比較的新しいキャッシュバックサイトですが人気があります。信頼がおけるFXブローカーに絞ってサービスを展開しているので対応ブローカーは少な目です。また各FXブローカーの紹介ページに過去にあったクレームを包み隠さず掲載しています(例えばTradeviewの取引手数料に関するクレームなど)。本来このようなネガティブな情報は載せずFXブローカーと契約してもらったほうがIB業者としては嬉しいはずなので誠実だと言えます。

筆者は実際にTariTaliを利用していますが、FXブローカーのミスでキャッシュバックが少し遅れた時もメールで逐一状況報告がありましたし、出金はいつも迅速なので信頼して利用しています。というわけで筆者は、IB業者はTariTaliを推します。

海外FXキャッシュバック口座開設ならTariTali(タリタリ)

sponsor