五十日(ゴトー日)の仲値トレード【自動売買ツール付き】

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◆本商品はレッツリアルで販売しております。

販売場所


本商品は、ゴトー日仲値決定時間前後のドル円の値動きの特徴を利用してトレードする方法を解説するマニュアルと自動売買ツール(MT4のEA)がセットになったものです。

商品の特徴

  • 日本の商習慣上、ゴトー日仲値決定時間前はドル円が円安、決定後は円高傾向になりやすいです。この特徴に合わせて一定の時間帯トレードするシンプルなものです。
  • トレード条件(ゴトー日の選定やトレード時間など)は、バックテスト(過去データに対するテスト)によって導き出しています。
  • トレードロジックは単純でブラックボックスはありません。またポジションの保有は数十分から数時間になりますので、バックテストと実際のトレードや実行環境による差異(スプレッドや約定力などの影響)は小さいと考えられます。
  • 基本的には自動売買ツール(MT4 EA)をそのままセットアップするだけでOKです。2015年のデータからバックテスト可能ですので、ご自身でテストを行ってカスタマイズすることも可能です。
  • EAは、様々なゴトー日の選定方法やブレイクイーブンやトレイリングストップ機能などが付いていますので、色々と調整することも可能です。

取引日(ゴトー日)の判定

ゴトー日とは、毎月「5日、10日、15日、20日、25日、30日(もしくは月末日)」5の倍数日を意味します。ただし、ゴトー日が土日や日本の祝日の場合は、前営業日に振り替えられます。

ある一月を示した下図で説明すると、5日は祝日のため前に遡り、最初の営業日である2日にゴトー日が振り替えられます。15日は日曜のため13日金曜に振り替えられます。ゴトー日を厳密に30日とするか月末31日に振り替えるかは判断が別れます。EAではパラメータ「月末の扱い」でどちらにするかを選択できます。

五十日_カレンダー

例外として、12/25はマーケットが休場(日本時間7時から)になるため取引対象外になります(休日による振り替えがあった場合は、取引対象になります)。
また、年末年始の12/31から1/3は銀行が休日になるため、12/30がゴトー日固定になります。もし1/5からゴトー日が前倒しされても銀行の休日期間では取引対象になりません。

上記の考えに基づいて判定された取引日(ゴトー日)は、EAではパラメータによってさらに実行を制御できます。次にこのことを説明します。

【パラメータ「アメリカの休日を取引対象外とするか」】
アメリカの休日は取引量が減るため、相対的に実需より投機筋の力が強いことが想定され、ゴトー日の仲値トレードが機能しない可能性が考えられます。このようなことからアメリカの休日は取引しないことができます。

【パラメータ「厳密に5の倍数日に取引を限定するか」】
ゴトー日は振り替えが発生すると5の倍数日でなくなります。これを嫌う方のために、厳密に5の倍数日に取引を限定するためのパラメータです。

【パラメータ「月曜日を取引対象外とするか」】
月曜日は仲値が決まる時間(日本時間9時55分)まで市場オープン(6時or7時)から時間が短いため、動意づかない可能性があります。これを嫌う方のためのパラメータになります。

【パラメータ「金曜日のみを取引対象にするか」】
金曜ゴトー日の仲値トレードは成績が向上すると言われています。成績重視という方のためのパラメータです。当然、取引数は激減します。

仲値トレード

取引日(ゴトー日)の仲値トレードについて説明します。

まず、仲値とは、銀行の毎営業日9:55に外国為替市場の為替レートを基準に決められる、その日一日の取引レートになります。この仲値をもとに輸入業者などは決済取引をします。ゴトー日に、慣習上、輸入業者は決済することが多いため、ドル需要が高まり仲値が決定する9:55の直前まで円安傾向になりやすいです。仲値が決定すると逆にドルを売って利ざやを稼ぐ取引なども発生し円高になる場合があります。
仲値トレードは、こうした実需の動きを利用したものです。

バックテスト(過去データに対するテスト)によって各種パラメータを調整して、本商品では最適な取引日の選定やトレード時間を割り出しています。1日にロングとショート、それぞれ1ポジションずつ持ちます(どちらかだけでも問題ありません)。ロングは数時間、ショートは数十分の保有時間になります。

EAは、既に最適化されたパラメータが初期設定されていますので、基本的にはそのまま導入するだけでOKです。なお、パラメーターは各種変更可能ですので、ご自身でバックテストをしてカスタマイズすることも可能です。

もちろん、このトレード方法が過去レートでは良くても未来に通用するとは言い切れませんが、仲値という日本の商習慣がある以上、過去の傾向は続くと考えられます。

バックテスト(過去データに対するテスト)

  • EAを初期値でバックテストした結果です。
  • ヒストリカルデータは、Tick Data Suiteのティックデータを用いています。

▼バックテスト条件

テスト期間 2015/01/08 〜 2022/12/15
初期証拠金 10万円
スプレッド 変動
取引量 ロング(10万通貨) / ショート(5万通貨)

バックテスト結果

 

付属ツールのパラメータ

パラメータ名 役割 補足
▼取引関連の基本設定
マジックナンバー 他のEAと区別する。
許容するスリップページ(pips) 注文時のスリップページをpips単位で設定する。
取引日をチャートに表示するか(true: はい、false: いいえ) 当月の取引日をチャート左上に表示するかを設定する。
買いトレードの色 チャートにストップ位置をマークする際の色を設定(買いトレード)する。 MT5では利用不可
売りトレードの色 チャートにストップ位置をマークする際の色を設定(売りトレード)する。 MT5では利用不可
▼取引対象日の設定
月末の扱い 月末を30日固定と考えるのか月末日に振り替えるのかを設定する。 【30日に固定(2月の月末取引はなし)】

=> 月末日が31日でも30日をゴトー日とします。

【30日を31日に振替(ただし、2月は28日か29日、12月は30日固定)】

=> 30日は31日にゴトー日を振り替えます。

アメリカの休日を取引対象外とするか(true: はい、false: いいえ) アメリカの休日は取引対象外とするかを設定する。
厳密に5の倍数日に取引を限定するか(true: はい、false: いいえ) 取引日が5の倍数日でない場合、取引対象外とするかを設定する。
月曜日を取引対象外とするか(true: はい、false: いいえ) 取引日が月曜の場合、取引対象外とするかを設定する。
金曜日のみを取引対象にするか(true: はい、false: いいえ) 金曜日の取引日のみを対象にするかを設定する。
▼ロング取引の設定-
ロング取引をするか(true: はい、false: いいえ) ロングポジションを持つかを設定する。
ロット数の計算方法(複利は以下の損切りを設定しないと使えません) ロット数をどのように計算するかを設定する。 【単利(ロット数固定)】

=> 次のパラメータ「単利のロット数」がエントリーロット数になります。

【複利(余剰証拠金ベース)】

=> 余剰証拠金にパラメータ「複利のリスク(%)」の値をかけてロット数を計算します。

【複利(有効証拠金ベース)】

=> 有効証拠金にパラメータ「複利のリスク(%)」の値をかけてロット数を計算します。

【複利(残高ベース)】

=> 残高にパラメータ「複利のリスク(%)」の値をかけてロット数を計算します。

単利のロット数 単利時のエントリーロット数を設定する。
複利のリスク(%) 損切り時に証拠金の何%を許容するかを設定する。
エントリー位置から損切りをどれくらい離すか(pips) ~0だと設定なし~ 損切り位置を設定する。
エントリー位置から利食いをどれくらい離すか(pips) ~0だと設定なし~ 利食い位置を設定する。
エントリー日時(時) ~日本時間~ エントリーする時間(時)を日本時間で設定する。
エントリー日時(分) エントリーする時間(分)を日本時間で設定する。
決済日時(時) ~日本時間~ 決済する時間(時)を日本時間で設定する。
決済日時(分) 決済する時間(分)を日本時間で設定する。
▼ショート取引の設定-
ショート取引をするか(true: はい、false: いいえ) ショートポジションを持つかを設定する。
ロット数の計算方法(複利は以下の損切りを設定しないと使えません) (上記ロング取引を参照)
単利のロット数 (上記ロング取引を参照)
複利のリスク(%) (上記ロング取引を参照)
エントリー位置から損切りをどれくらい離すか(pips) ~0だと設定なし~ (上記ロング取引を参照)
エントリー位置から利食いをどれくらい離すか(pips) ~0だと設定なし~ (上記ロング取引を参照)
エントリー日時(時) ~日本時間~ (上記ロング取引を参照)
エントリー日時(分) (上記ロング取引を参照)
決済日時(時) ~日本時間~ (上記ロング取引を参照)
決済日時(分) (上記ロング取引を参照)
▼ブレイクイーブンの設定
ブレイクイーブンを使うか(true: はい、false: いいえ) ブレイクイーブン機能を使うかを設定する。
どれくらい利益がでたら発動するか(pips) ブレイクイーブンを発動する条件を設定する。 設定pips値だけエントリー位置から動くと発動
ストップをエントリー位置からどれくらい離すか(pips) ブレイクイーブンを発動した際にエントリー位置からどれくらい利確方向にストップを離しておくかをpips単位で設定する。 ブレイクイーブンしたストップにかかった時にスリップや手数料などでマイナスにならないための余裕です。
▼トレーリングストップの設定
トレーリングストップを使うか(true: はい、false: いいえ) トレーリングストップ機能を使うかを設定する。
トレール幅(pips) 一定に保つ価格との距離をpips単位で設定する。
初回のストップ移動をエントリー位置からどれくらい離すか(pips) 初回のトレーリングストップが発動した際にエントリー位置からどれくらい利確方向にストップを離しておくかをpips単位で設定する。
▼サーバー時間の設定
夏時間の設定 取引サーバーの夏時間設定を指定する。
GMTオフセット(夏時間) 取引サーバーのGMT(グリニッジ標準時)との夏時間での時差を指定する。
GMTオフセット(冬時間) 取引サーバーのGMT(グリニッジ標準時)との冬時間での時差を指定する。

商品内容

  • 商品説明書(販売ページ)
  • ex4ファイル(ツール本体)

動作確認環境

以下の環境で動作確認済みです。
macOSは動作保証対象外です。

MT4
CPU : Intel Core i7 2.20GHz
メモリ : 2GB
Windows10 Home
MT4 Build 1353

変更履歴

V1.0

  • 初版