「時間指定エントリー決済ツール」をV11.0(MT4)/V5.0(MT5)にアップデート

MT4/MT5用ツールである「時間指定エントリー決済ツール」を首題のとおりバージョンアップいたしました。

今回の変更点は下記になります。

  • 余剰証拠金に対するリスク%と損切幅からロット数を自動調整する機能を追加(ただし、通貨取引の限定機能になります)
  • ファイル入力で設定毎にマジックナンバーを指定できるように修正
  • 成行エントリー条件で価格を範囲指定できるように修正
  • 入力ファイルに空行があってもスキップして取り込めるように修正

パラメータの修正は下図のとおりです。

parameter_修正1

parameter_修正2

parameter_修正3

変更点1(余剰証拠金に対するリスク%と損切幅からロット数を自動調整する機能を追加(ただし、通貨取引の限定機能になります))

変更点1は、ロット数を自動調整する機能の追加になります。余剰証拠金に対するリスク%と損切幅をもとに損切価格がリスク内におさまるようロット数を自動調整するものになります。パラメータ入力とファイル入力の両方に対応しております。ただし、通貨ペア限定の機能になります。ゴールドなどのCFD商品は対象外です。これは一部のブローカーからCFD商品のロット計算に必要なデータが正しく取得できないことに起因しています。

変更点2(ファイル入力で設定毎にマジックナンバーを指定できるように修正)

変更点2は、1チャートにつき1マジックナンバーしか指定できなかったのを、ファイル入力では設定毎にマジックナンバーを指定できるようにしました。今まではマジックナンバーを分けてエントリーしたり、複数のマジックナンバーを指定して決済するにはチャートを分ける必要がありましたが、1チャートで細かくマジックナンバーを指定できるようにしました。

変更点1と変更点2によって入力ファイルのフォーマットが変わっています。既存ユーザー様でファイル入力機能をご利用の方は、マニュアルの「ファイルの作成方法と配置方法」を今一度ご確認ください。

変更点3(成行エントリー条件で価格を範囲指定できるように修正)

変更点3は、成行エントリーする時の現在価格を以上や以下などの単一条件ではなく、現在価格が指定範囲におさまっているかを判定できるようにしました。

変更点4(入力ファイルに空行があってもスキップして取り込めるように修正)

変更点4は、入力ファイルの途中に空行があるとツールのセットアップが失敗する仕様でしたが、空行があっても、その部分をスキップしてセットアップできるようにしました。

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