PythonのちょっとしたTipsです。
CSV形式のデータ(改行付きカンマ区切りのテキスト)を扱いやすくするため、内包表記を使ってリスト化する方法を以下に記しておきます。
>>> csv = '''col1,col2,col3
... 1,2,3
... 4,5,6
... 7,8,9'''
>>>
>>>
>>> print(csv)
col1,col2,col3
1,2,3
4,5,6
7,8,9
>>>
>>>
>>> list = [[x for x in y.split(',')] for y in csv.splitlines()]
>>>
>>>
>>> list
[['col1', 'col2', 'col3'], ['1', '2', '3'], ['4', '5', '6'], ['7', '8', '9']]
4行3列のCSVデータを赤字の内包表記でリスト化しています。
splitlinesは改行文字(LFでもCR+LFでも)で文字を分割してくれます。
内包表記の処理の流れは、改行文字で分割した塊(すなわち行部分)をさらにカンマで分割してリストを作っています。